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 女心と秋の空 !

風流を愉しむという言葉がありますが、心にぐっとくるような言葉(ひょうげん)ってあるものですね!
2年ほど前から遠く離れた日舞のお師匠さんからお手紙をいただくようになりました。「手紙の効用」というものをこれほど強く感じたことはありません。
そして手紙のやりとりは確実に心と心が通じ合えるから不思議です!
それは、便利になった世の中が余計そうさせているのかも知れませんね。私が青春時代は勿論「携帯」などありませんから、その殆どが手紙です。よく書きました(笑)

顔を知らない人と文通友達になったり・・・!
こんな経験もありましたね! 何かの雑誌に「趣味を通じて友達に!」なんてコーナーがあって、そこには「私はお花を育てることが大好きです」・・・等々告知があって相手の住所氏名が書かれていました。今のように怪しいものではなく当時は本当に純粋なものでした。
その中に「私は演劇が大好きで***の台本を探しているんですけど・・・」と書いてあったのがきっかけで、当時東京にいた私はたまたま劇団にいましたので先生に相談してその作品を紀伊国屋書店で見つけ贈ってあげたことがありました。
私より2つ年下の女子学生(名前は忘れましたが)さんでしたが、その頃はペンを持つことが楽しかったですね。
顔も見たことないのに少しトキメキを持ちながら・・・
彼女は北海道の人で、一度航空便ですずらんが贈られてきたことがありました。本物のすずらんを見たのはそのときが初めてです。
そこにひとこと花言葉のようなものが添えてありました。今の人はこうした経験はおそらく無いのではないでしょうか?

今感じていることを文章にするってとても素敵です。
今頃の季節で言えば・・・
「秋色深みゆく・・・」「しっとりとした風に・・・」「木々の葉は赤く、すすきの穂は白く・・・」「本を傍らにおいて、この手紙を・・・」「秋は人恋しい・・・・」「さくさくと落ち葉を踏むたびに・・・」等々。
温かい心がそのまま封筒に入っているような感さえあります。

「女心と秋の空・・・・」なんて、ロマンチックな男性が勝手に表現したのかも知れませんが、その気持(こころね)はとってもよく分かります。

最近iphoneについて語り合ったことがありましたが、こうした情緒みたいな世界は文明の機器には決して入っていないことがよく分かります。
「だって今の若い子は・・・・」と反論する人もいます。人の心を語るとき、壊れてしまった人間社会を背景に語るのではなく、無くしてはならない人間の心を大切に心を表現したいものです。

もしかしたら、人間のふるさとは火星ではないか・・・と火星探査機(キュリオシティ)でまさに今そのルーツを探しています。2000億円もかけたこの探査機がどんな夢を地球上に届けるのかとっても楽しみですね!
地球上に人間が誕生し、その中で最も小さな日本というところにどうしてこんな素晴らしい「感性」が生まれたのかも知りたいと思いませんか!?
世界中に秋があるわけではありません。秋の日はつるべ落としと言いますが、そのつるべから説明しなければならない時代になってしまいました。
それなのに、「女心と秋の空・・・・」は別の解釈で伝わり始めているのでしょうか!?

 ジャイアンツ日本シリーズ進出!

バンザーイ! つい大声で叫んでしまった。
クライマックスシリーズの制度が出来てから、リーグで優勝したからって必ず日本シリーズに出れる訳ではないだけにジャイアンツフアンとしてはたまらな (^O^)/
アドバンテージがあるからと言っていきなり3連敗はさすがにへこんだ(笑) どんなに素晴らしい選手でも負けられない決戦を前にやっぱり精神状態は半端ではなかったようだ。

よく、無心と言うが分かっていてもその平常心を保てないのが人間だとつくづく分かる。
私の性格は「相手が3連勝できたんだから自分だって出来ないことはない」と考えてしまう実にプラス思考の典型なのだ。そして五分と五分になった今夜、まさに最終決戦は実に素晴らしい戦いに酔えた!

勝つと信じて「ばんざいメール」を準備し、決まった瞬間送信した。ともに日本シリーズ進出の喜びを分かち合いたかったからだ!
勝った瞬間のメールに、受け取った方も本当にびっくりしただろうね!

とにかく原ジャイアンツおめでとう! まるで自分にも幸運が舞い込んでくるような喜び(余韻)にまだ酔っている。
ジャイアンツの日本一優勝パレレード(銀座)は欠かさず出かけている。
今回は日本ハムファイターズ(パリーグ)が相手だが、是非美酒に酔いたい!頑張れジャイアンツ!

今年も銀座パレードが見たい!

 修学旅行の楽しみ

旅行1

私がこの子たちの年代での修学旅行は関西方面でした。
今日は珍しいほどの秋日和に恵まれ、訪れた皆さんはラッキー一色でしたね。
ぽかぽか陽気と言いますが、まさにその秋晴れです。 箸が倒れてもおかしい年齢の集団行動はさすがに笑顔一色!

勿論、今日も平日ですが私がカメラを持って出かけたいくらい素晴らしい秋晴れ!なんの話で盛り上がってるんだろう・・・・(笑)

旅行2

まもなく時代祭りが始まります。雷門通りはその旗もムードを盛り上げていますが、スカイツリーが開業してからは本当に観光客の皆さんが増えましたね!
何があっても良いように私ももう一度「浅草」を研究しなきゃいけないようです(笑)

楽しんで帰ってね! 晴れて良かった!・・・・・  とってもすがすがしい朝でした。

 小さな秋の物語 7

いつだったか、長野県が生んだ童謡作家「中山晋平」の生誕祭に山本直純先生に出演して頂いたことがありました。平成何年頃だっただろうか?平成3年か4年の頃かな・・・
地元小中学生の演奏を直純先生が指揮をとり、フルートやクラリネットの有名な奏者を直純先生が引き連れて、それは豪華でした。

私は童謡が大好きで先生に出会う前から長野県中野市にある(小布施町の近く)「中山晋平記念館」に何度か行ったことがあったんです。
中山晋平作品と言えば、「シャボン玉」や「あの町この町」「てるてる坊主」「アメフリ」「證城寺の狸囃子」で分かるでしょうか?!
この作者の作品の温かさというのか、豊かな個性と愛情が子供の心をなにか熱くつつみ込むような、誰もが子供の心に帰れるそんな歌のオンパレードがこれらの童謡(さくひん)でした。

直純先生との車中はいつの間にか童謡合戦と化します。
芸術家、それも本物の感性のようなものに触れる機会があった私は今考えてもとっても幸せでしたね。
何故先生が私を名指しで呼んでくれるんだろう!?最初は遠慮も兼ねて緊張気味でしたが、いつの間にか無礼講でいつも笑いの絶えない旅でした。

童謡のこと、作曲家や作詞家に興味があったことも手伝って先生とはいろんな仕事をさせて頂きました。
先生と行く食事処は私では当時見たこともないユニークであったりちょっぴりおしゃれなお店ばかりでしたね。
今年の10月1日に東京駅が復元し話題を呼んでいますが、当時は私も先生に誘われて東京駅のホテルで泊まったり打ち合わせをしていたんですから先駆者(笑)ですね!

晩秋の信濃路は景色が良かったこともさることながらこうした旅の楽しさでいっぱいでした。
「一流に触れなさい」とよく言われますが、大好きな長嶋茂雄監督に教えていただいたこと、アナウンサーの高橋圭三先生に話し方のコツを教わったこと。生涯の財産となりました。

寅さんこと、渥美清氏が亡くなっって6~7年後の2002年6月18日、ゆかいな先生(山本直純)は逝ってしまいました。
丁度その頃、私は上京したんですから不思議な人生(ご縁)ですね。もう近くに先生はいないんですから!
直純先生を小さな秋物語にくくってみましたが、先生聞いたらなんと言うでしょうね!
「お~い!旅に出るぞ!」って聞こえて来そうです・・・・・

私もいつものように返します!「先生!もうすぐ紅葉が綺麗ですよ!」「そうか!じゃ!いこうよう・・・」って!
そんな先生でした。

 小さな秋の物語 6

俺がいたんじゃ お嫁に行けぬ
わかっちゃいるんだ 妹よ
いつかおまえのよろこぶような
偉い兄貴になりたくて
奮斗努力の甲斐もなく
今日も涙の 
今日も涙の 日が落ちる
日が落ちる


これはあまりにも有名な映画「男はつらいよ」の歌詞(作詞:星野哲郎 作曲:山本直純)です。

勿論、映画は全部観ました。しばらくは正月の娯楽の典型でもありました。マドンナ以外は殆どが変わらず、ほのぼのと温かみのある作品は寅さん役の渥美清はじめ懐かしさと親しさが入り混じって心が豊かになるような作品ばかりでした!
その後、山田洋次監督作品は高倉健を撮り続けそれもすべて観に行きました。

寅さんが結局マドンナにふられて柴又を出るのは秋だったようです。
今でも目をつむるとこの曲は映像に変わります。そして殆どと言っていいほどお正月のシーンで「終」とスクリーンが閉じました。

実は私はこの「男はつらいよ」の作曲家・山本直純先生とよく二人で旅をしたものです。
ある仕事がきっかけで、その後先生からご指名で電話を頂き温泉へと足を延すようになったのです。
各地の有名な温泉地へ、まるで寅さんのようなユニークな旅を!男同士なのに話の尽きなかったこと(笑)

直純先生1

私の運転で二人きりなのにそれは賑やかな旅ばかりでしたね。
決して飾らず、冗談が大好きで、車内はシャレの連続です(笑) 当時、私はイベント等でマイクを持つことが多かったせいか決して先生には負けません(笑)

直純先生2直純先生2

無邪気さが伝わりますか?写真を見て!(少し押さえて小さく掲載:笑)

それこそどこか寅さんのようなところもありましたよ先生は!

若い人はあまり馴染みがないかも知れませんが日本の大作曲家のお一人です。
そうですね!皆さんが知っている作品に何があるでしょうか!?

アニメの「オバケのQ太郎」・テレビドラマだと「武田信玄」等のNHK大河ドラマはときどき担当、そうそうドリフターズの「8時だよ全員集合」・童謡ですと「一年生になったら」・・・・と言ったら分かりますか?
勿論交響楽団演奏するところの作品は数えきれませんね。
ご縁でよくサントリーホールへ招かれました。斎藤さんという立派なお付きの人もおりましたが、とにかく楽しくユニークな先生に沢山教わりました。私の財産です。

先生の思い出話も含め次回にそのエピソードをお話ししましょうか!?  (つづく)

 小さな秋の物語 5

このような内容(恋愛等)にはいつも多くの反響があるもんなんですね!

「ときめきあっている人とは結婚しても良いでしょうか?」
4章でお話ししたかったのは、ときめくような素直な精神状態(こころ)でいて欲しいと言いたかったんですね。

名古屋にいるときも、私の話しに感動し素晴らしい接客のできた女性がいました。
みゆきちゃんと言って本当に可愛らしい性格の持ち主でしたね。「店長!本当に挨拶って相手(ひと)の心を開きますか?・・・・」って真顔で聞いてきました。
私が「笑顔や挨拶」は結婚にまで結びつくよって言って後に2年後くらいに、寮まで送ってくれる契約してあるタクシー会社の運転手さんと結婚した人です。

ときめく相手がいるって何も結婚相手に限ったことではありません。
最高の人間関係の第一歩だと思っていいでしょう! プラス、結婚には感性が合わない同士は結構面倒だと言われていますが私も正直そう思います。感性の合わない者同士の結婚ほど最悪なものは無いと言いきれますね。

現在日本では3組に1組が離婚をすると統計を見たときは本当に驚きました。
良かったから、好きだったから結婚に踏み切ったはずなんですが、ここでやっかいなのが「かっこいい!」とか、「可愛い!」とか、「美人だから!」「お金持ちだから」・・・・でスタートすることも決して稀ではありません。しかし、このたぐいは「こんなはずではなかった」となるようです。
結婚してから相性が良いことに更に気づいたなんてことも勿論あります。
いくら結婚していても他の異性を好きになることは五万とあるようです。それが人間だからです。

春に次いで秋はまさに結婚のシーズンですね!私は仕事柄結婚披露宴の司会を役200回以上はやらせて頂きました。仕事なのに今でもお付き合いをしているご家族も何組かおりますが、司会をさせて頂くときに必要なのが新郎新婦両名を知ることです。
このインタビュー(調査)でいろんな馴れ初めに出会いました。
良いことではありませんが、この二人はおそらく離婚するなって、なんとなく分かるものでした。

それを見い出せるのがそれぞれの心根に触れたときでしたね。つまりいかに相手を思いやっているかでした。
離婚が悪だとは思いません。それはとても勇気のいることですが、一生のことを考えた場合仕方ありませんがそれも選択肢のひとつになりますね。
だから、簡単に相手を選んではいけないのです。我慢して結婚してそれでいつまでもときめきますか?

今回頂いたご質問の皆さんに対しての回答になったかどうかは分かりません。
しかし、ときめくことがいかに大切かは本人にしか分からないことです。
いくらこちらからボールを投げてみても、相手からそのボールが返って来なければキャッチボールになりませんね。そういう間柄は決してうまくは行きません。
愛情いっぱいにボールを投げてみたら分かります。

明日は映画「男はつらいよ」の「寅さん」のお話しをしましょう! (つづく)

 小さな秋の物語 4

誰もが人を好きになるとなぜかもの悲しくなるって経験は無いだろうか?
私は長いこと「ひとの心」を説いて(講演)きて本当に数えきれないほどの事例を語ってきました。前章の母や父に対する気持ちもさることながら、多くの人との出会いの中にはかけがえのない人に出会うものです。

出会う相手によって幸不幸を縫って歩くことが多いものですが、本人の気持が優しければ優しいほど常に心がときめき、自分勝手な振る舞いをすればそれは自ずと周りに大きな壁をつくり孤独にもなってしまいますね。

私の持論かもしれませんが、心がときめくってそれは素晴らしいことです。なのにもの悲しいときってあるんです。
例えば、「楽しい1日を過ごしてきたばかりなのに、帰宅してすぐまた電話したくなったり会いたくなったりはしょっちゅうでしたね!」・・・って新入社員に話したことがありました。こういう話はよそ見もせずに聞いてくれます(笑)。
そして温かい人間関係に結び付けていく訳ですが、多くの若者はその理想を追いかけているのか効果はてき面です。
でも、説くということは非常に難しく机上の論理では通じないことだらけです。なぜなら、相手はそれぞれに違う性格や考え方を持っているからでしょう。
従って自信を持って事例を基本にするようにしっかり説き続けました。
私に説得力があったとすれば、良いことを自らが実践し続けたことでしょう。死にたいほど悲しいこともありました。
しかし、明るい性格(明るく良いものの考え方)はその殆どの障害(悲しいこと等)を取り払ってくれたのも事実です。

切なくなるほど逢いたいって、なんて素敵なことでしょう!自分が経験しなければ分からないことだって勿論あります。しかし、逢いたいに理屈はありません。電話したい気持にも理屈はありません。それを我慢するから余計逢いたくなったり声が聞きたくなるんでしょう!
恋愛を説いた著書にこんなことが書いてありました。「相手が喜ぶ行動原理」などと銘打った内容はこうです。「楽しいデートの後、相手の女性が帰宅したであろう五分後くらいに電話をするんです・・・・」と。これは効き目がありますよって強調していましたね。でも本当によく分かります!

相手が好きだからときめくのに理由なんかありません。私は多くの若者に「生涯ときめいていなさいよ!」と説き続けています。ときめくことが出来るって、それだけ純粋な気持ちでいれる訳だから心にも健康にも悪い訳がありません。

ひとりぼっちだから人恋しくなるってことだってあるでしょう!?
どちらも優しい自分の心がもの悲しい色の背景をその舞台にセットしてしまうのかも知れませんね。

この辺(背景)をついた歌謡曲(演歌)は相当ヒットしたはずです。
でも素晴らしいですよね!これは日本の文化とまで言っても良いのではとさえ思うことがあります。
四季が、世界のどの国よりも美しい日本。素晴らしい日本人に神様が下さったのではと思うほど美しい国です。
心の文化はどの国にも負けないものがあると私も説き続けてきました。

先日掲載した日光の紅葉(写真)ひとつとっても、心洗われる思いにかられませんか!?

まだ来ないのかな 約束をしたのに
まだ来ないのかな もう日が暮れるのに

夕焼けの細い道を 歩いてゆくの・・・・


こんな出だしの歌が出来たのは、私が居た会社の女子寮でみんなで何か歌を創ろう・・・・と、それは青春の真っただ中でした。どちらかというとその殆どが可愛い恋の作品でしたね!

今日から君をジュリアンと 呼んでもいいね
街の花屋で見つけ名前
赤と黄色のその花びらは
僕の好きな サクラソウにとってもよく似てる
だからジュリアン 好きだよジュリアン
今日から君は 僕の大事なジュリアン


秋になると懐かしさでいっぱいです
これからも優しく心をときめかせながらジュリアンに会えるといいね!
心が温かくなるようなそんな歌詞(うた)を綴ってみたい・・・!

いつまでも素直な心でずっとずっとときめいていてください。 (つづく)

 小さな秋の物語 3

夜空の星に なりたいなんて
悲しいことを どうして言うの
声も聞けない 遠くの町に離れていても
ああ 君が好きだよ

短い別れ 別れじゃないさ
心はみんな あずけて行くよ
濡れた震える まつ毛の先の先までも
ああ 君が好きだよ

夜空の星に 君だけなって
どうして僕が 幸せだろう
指を結んだ その指までが泣いている
ああ 君がすきだよ


この歌は佐々木新一の「君が好きだよ」という歌詞だが、あるとき父と夜の散歩をしてた川岸で「お父さん!歌ってもいい・・・?」と歌い出したのがこの曲だった。父は忙しい中ときどき星を観に散歩に誘ってくれた。そして本当にいろんな話をしてくれたことを改めて思い出す。
特にあの美しい星はこの大都会では決して目にできない。それほど美しい星空だった!

父は厳格だったがもの分かりの良い親であったと思う。反面、母親は柔らかな性格で私が歌謡曲を聴ける環境にあったのは母の影響なのだ。母は橋幸夫の大フアン。そのお陰で私は彼の歌はB面まで知っているくらいだ。
そんな中父親の前でなぜか歌いたかったのがこの「君が好きだよ」だった。
真面目に一生懸命歌ったことを覚えている。

夜空の星・・・・と歌い出すから状況としては合っていると思ったが考えてみたら悲しい曲だ。
まるで佐々木新一になったように・・・・・私は歌った。

その翌年の夏、父は交通事故で亡くなった。
長いこと・・・、なぜか長いこと封印していたこの曲。歌うとどうしても涙が止まらないのだ!
私だけの大切な歌になりしばらく歌うことは無かった。カラオケが普及し一人でマイクを持つ時この曲を口ずさむがどうしても涙ぐんでしまう。その頃の父がそこにいるような気がするからだ。

佐々木新一の声には、哀愁があって、艶があってなんとも素晴らしい!古城など歌わせたら絶品だろう!

社会に出て結婚して親になって・・・、なのにこの歌はいつまでも心に響く
「リンゴの花が咲いていた」なども最高で、是非父に聴かせてあげたかった。

企画制作の仕事に就くようになって市町村のイベントに何度「佐々木新一」を招(よ)んだことか・・・
(つづく)

 小さな秋の物語 2

かあさん

雪国にとっては一番寒い時期でした! 12月30日、新潟から福島県に向かう途中にある白鳥の湖でのひとコマ。ここには何百羽居たでしょうか?いや!何千羽かな?白鳥のほかにこうした多くの鳥たちの住みかがありました。
おそらく、正月を自宅以外で迎えるなんて初めての母ではなかったでしょうか!?

この日は喜多方へ行き本場の喜多方ラーメンを食べ新年を迎える奥会津へと向かいました。
この頃は母もパーキンソン病に侵され、入退院を繰り返し当然歩くのもままならない状態でした。それでも息子夫婦や孫と一緒の笑顔は何よりの良薬だったようです。
山椒大夫を読んでくれたのはこの母です。(もうずっと前に逝ってしまいましたが・・・)

サトウハチローの作品に「おかあさん」という詩があります。この詩はシリーズで3冊にまとめられ話題をまきました。
おかあさん!この詩を朗読した女優さんがとても上手く、番組が始まるとノートを出して待機していたことを思い出しますね。
詩ってなんて素晴らしいんだろう! なんにも知らずに歌っていた「ひなまつり」が先生の作品であったことをその3~4年後に知ることになります。
サトウハチロー作には有名な作品でいっぱいですが私はなんと言ってもこの「おかあさん」の中にある何篇かがたからものですね。

かあちゃん! かあさん! おかあさん!なんて響きの良いことでしょうか!?
いつしかおふくろなんて呼ぶようになり、生意気盛りを経験します。仕事の関係で2ケ月ほど倉敷に近い水島コンビナートにいたことがありましたが、当時は大変なホームシックにかかり(笑)海に向かって話した相手がおふくろさんでした。勿論「おかあさん・・・・」と言いながら(笑)
今みたいに携帯も無い時代でよくペンを執りました。ハチロー先生を真似ていろいろ書きました。どれも不作ですがなぜか「かあさん・・・」という響きだけは今でも残っています。
(つづく)

 小さな秋の物語 1

どんなに世の中が変わっても変えたくないのが日本人の心根なんだと最近つくづく思えてならない。
人それぞれ多くの思い出があるだろうが、考えてみたら私の思い出はと聞かれたら「詩(うた)との出会い』と言っても過言ではないだろう!

もの想う秋にここ数日間そんな思い出の詩を書き綴ってみたいと思う。

以前、私が本を読むことが好きになったキッカケを綴ったことがあった。中学生になる三月の頃だった。
息子が中学生になる喜びをいてもたってもいられなくなった母が受け取ってきたばかりの真新しい教科書に目を通し、国語の教科書を手にするとあるページを読み始めた。それが何度もお話しした「山椒大夫」だ。
しかし、母の読み方に感動して本が好きになったと言ったがそれにはやはり前ぶれがあった。

私が2~3歳の頃だったと思うが小学校3年生くらいまで家には当時お手伝いさんがいて(小栗山のばあちゃんとその娘さん小栗山のおばさんと呼んでいた)そのお二人のどちらかが家の忙しい時にいつも添い寝してくれていた。
どちらもかならず眠るときにしてくれる昔話。私の最高の語りべだった。
桃太郎は勿論、かぐや姫や浦島太郎シリーズは全部聞いた。面白いと毎晩のように催促をして語ってもらった。
その話し方には愛情があって優しく、静かにときには怖く、まるでその場が今物語の現場にいるような臨場感を感じながら聞いたものだ。
「むか~しむかし・・・・」の出だしは今でも鮮明に覚えている。
そして、語りの中に必ず入ってくるのがその主題歌だった。

私が眠りにつく瞬間はすべてこの歌にあったようだ。
私が殆どの童謡を知っているのはこのお二人の影響だっとはっきり断言できる。

昔話の殆どが勧善懲悪に結び付けられているから一般的にいう「良い子」に育ったのはその影響だろう(笑)

裏の畑でポチが鳴く 正直爺さん掘ったなら・・・・ と。 そのころから犬はポチだったんだ!(笑)

「悪い子になると風の又三郎が来て・・・・・  悪い子はどこだ!」とその語りの迫力はすごい。だから一人で布団にいて台風に近いような風が雨戸をたたくと本当に怖かった。
今考えると風の又三郎の意味は少し違っていたが二宮金次郎や猿飛び佐助などの話は適当にアレンジされていて楽しかった。そのお陰かこの世にサンタクロースは本当にいると思い、大人の靴下を準備して眠ったものだ。

そして中学生になる春「山椒大夫」に出会ったのだ。母が途中で涙しながら読んでくれた教科書。一生の宝物になった。中学にに上がるとハイネの詩を好んで読むようになった。
そして同じ頃登場したのがサトウハチロー先生の作品だ。  (つづく)

 癒されながら楽しむ秋

日光の紅葉

「絵にも描けない美しさ!」・・・・ 私が初めて観たこの景色に勝るものはないと今でも思っているのがこの日光の紅葉だ。 新潟から群馬に入り「金精峠」を越え確か戦場ケ原に差し掛かるときに観た光景だった思う。
ここを過ぎると「いろは坂」になる。
日光(宇都宮)は異常な寒さで冬はこの道が閉鎖となる。以前私の兄弟が家族で日曜日にこの紅葉を見たいと車で出かけたものの、あまりの渋滞に巻き込まれとうとうこの景色に差し掛かる前にUターンし、くたくたで帰ったという話を聞いたことがある。 とても休日になど出かけるところではない。見たのは前後左右の同じ車だったと大笑い。

日本の四季は格別で、秋の美しさはどこにでもあるような気がする。京都の大原など三千院や寂光院などはまた別の美しさ(かお)を見せてくれる。
昨日隅田川を散歩していたら「コオロギ」の声に出会った。ぬき足差し足忍び足・・・じゃないけど、ずっと耳をすませ聴き入った。「コロコロコロリーリリー」あっ!エンマコオロギだ!ってすぐ分かる。
確か、コオロギにもいくつか種類がいてリィ・リィ・リィと鳴くコオロギもいればりりりりりりりりりりりっと鳴くコオロギもいる。マツムシなどもまるでオーケストラを聴いているような演奏を聞かせてくれるのだ。

  あれ松虫が 鳴いている
  ちんちろ ちんちろ ちんちろりん
  あれ鈴虫も 鳴きだした
  りんりんりんりん りいんりん
  秋の夜長を 鳴き通す
  ああ おもしろい 虫のこえ


こうして毎年夏の終わり頃になると、こうした秋の虫たちの涼しげな音色が響きわたる。
最近の気象の変化で地球上がおかしくなってしまいそうな気もするが、やはり目に耳に優しい秋は日本の宝だろう。まとめて言えば日本の秋ほど心を癒してくれるものは無いように思うのは私だけだろうか。
そんなとき、つくづく田舎で育ったことを感謝する。触れて来たのは全て大自然なんだから・・・!
隅田川を散歩するときも、なぜか里の秋やちいさい秋みつけたを口ずさむのは完全に秋に癒されている証拠だ。

こんなとき、ふと故郷に想いを寄せたり、大好きな人を想うのはそこにすっかりセンチメンタルに侵された自分がいる証拠なんだと悟る(納得)
しばらくでいいから、秋の夜長を童心に帰って楽しみたいものだ。

 大滝秀治 名優に合掌

ただただありがとうの言葉しかありません。
私の中では島田省吾さんと並んで大切な師でした。それぞれに芸風は違いますが日本芸能界にとっての最高の財産ではなかったでしょうか。
不思議なことに、大滝秀治さんの最後の作品を殆ど封切と同時に観に行ってきました。
高倉健主演の「あなたへ」がその映画でした。どこにでもいるようなごく普通なご老人をみごとなまでに演じてこの世を去ってしまいましたね。
私はよく「普通の芝居」と表現しますが、今の若者にはなかなかこの普通が演じられないのです。
大滝さん演じるところの漁師に、なんとか拝み倒して船を出してもらう高倉健。妻の遺骨をふるさとの海に散骨するためですが、念願叶って散骨を終え、陸に上がって高倉健が大滝秀治演じる漁師にお礼を言うシーンがありました。それこそひと言だったのです。そして漁師(大滝)が返す言葉のひと言。
そのシーンのカットがかかると高倉はそこを動けずにいたのです。NHKの放送でのエピソードにその姿が映っていました。
カット!がかかって尚、高倉は動けなくなっていたのです。アップで映し出されたその映像に感動の涙をさりげなく拭く高倉健の姿がそこにありました。
枯れた演技という言葉がありますが、実に素晴らしい役者さんですね。勿論高倉健は全篇を通してこの作品はそのシーンが全てでしたと語っていました。

撮影はきっと昨年のうちに終了したはずです。体調は決して良くなかった中での最高の名演技でした。
これからも期待していただけに残念ですが、私もこんな素晴らしい感性をもった役者を育ててみたいと思っています。
人は病には勝てないようです。生きているうち、やれるうちに極めたいことに出会えるようにと若者に伝えたいと思ったほどです。
長い芸能生活、本当にご苦労さまでした。どうぞゆっくりおやすみください。 ありがとうございました。合掌

  大衆演劇のホープ

真剣勝負

汗びっしょりになり、クーラーはガンガンと効いている。だいぶ涼しくなって来たのに!

8月の末に大衆演劇で活動している一人の若者が波島の門をたたいた。
芝居は日舞が基本。なによりも一人で観衆を沸かせたい・・・と夏の太陽にも負けない輝いた眼差しで飛び込んで来たのだ。 彼は中学3年生の男子で将来有望な顔立ちをしている。

昨日久しぶりにお稽古を覗いたがお稽古場の空気に驚いた。勿論波島が舞台女優ということもあるが大きな夢をもった少年に容赦なく要求が続く。
プロ同士の真剣勝負はいつ見ても血が騒ぐほどの緊張感に包まれている。
「汗をふきなさい!」「はい!」、その時間も惜しいような雰囲気が漂う。芸を身につけたいとする少年の心はしっかり先生に伝わっているだけにお稽古時間は本当にあっと言う間に過ぎてしまった。

すでにお稽古を終えた生徒さん(女性)も勿論釘付け状態。彼女は大衆演劇の大フアンだけに余計惹きこまれてしまうのだろう。

まだ若いだけに荒削りな面もあるがやはり形はいい! 人生経験も浅いので表現に苦しみながらだろうけれどそこはプロのたまご。女形も似合いそうなのでこれからが実に楽しみな少年だ!

汗なんか吹き飛ばして頑張れ!  応援してくださいね! いずれ名前は公表しましょう!
プロフィール

岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
チーフ・プロデューサー
演出家

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