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 心配御無用でござる

先日(13日)の合同稽古で出演者が一同に会した訳だが、みなそれぞれに大きな反響があり刺激を受けたようだ。
生徒さんの日頃のお稽古はおそらくその殆どが一人でのお稽古が多いから、そこからして大きな勘違いの向きもある。
各自事情も違うのでいちがいには言えないが、出来ることなら前後の生徒さんのお稽古風景も見た方が役に立つのにといつも思っている。

自分のお稽古が終わると「お疲れ様でした・・・・」とお稽古場を後にする。
合同稽古の時に感じた「興奮」は、少なくとも日頃のお稽古を見ていればそう極端に刺激を受けることはないはずだ。
でも、そこが素人さんらしいところで良いところかも知れないね。
ただ、今回のような素晴らしい会場での発表会は、やはり見る人を唸らせるほどであって欲しいと思うからついついこちらも力が入ってしまう訳だ。

私は、20数年の舞台演出の経験から、どうすればお客様が感動し喜ぶかを知っている。
特に今回は完全に身内のイベント!失敗はしたくないし出来ないのだ。 それは家元のためにも言えること。
全国から、波島作品(振付DVD)愛好者がやってくる。 各先生たちは口を揃えて「直接波島先生にお稽古をつけて頂いている生徒さんが羨ましい・・・・」と言うのだ。
なんでもそうだが、それが当たり前になってしまうと慣れっこになり大切なもの(心)を失いかねない。
私が今回特別に本番までの間に限って「私の塾」を開いているのはそのためだ。

ここまで習った段階の舞台を披露するのでなく、魅せる舞台に変身させるのが目的。 つまり、この舞台をわざわざ奄美大島・福岡・兵庫等々遠路はるばる観に来てくださるのだ。
つまり、これは形を変えた「おもてなし」と言えないか・・・

究極な指導の中で生徒たちの動きが見違えるようになった。 時間のない家元に対する援護射撃なんだろう!
今まで見せたことのない表情は大鏡で確認できる。
このままお稽古を続けたらきっとお客様は感動してくれるだろう・・・までは進んだようにも思う。
折角の晴れ舞台なのだから多くのお客様に喜んで頂きたい。

その意味が分かってかそれぞれに少~し欲が出てきたようにも見える。嬉しいことだ。
拍手喝采を受けて一番感動を覚えるのはそれぞれ踊り手本人だということがきっとその時分かるのかもしれない。

特に芸事は1日や2日の短時間でなど決して身に着くものではない。 従ってどうしても月2回よりは3回、3回よりは4回と通った人はそれだけ違って来て当然だ。
かと言って各自それぞれ事情があって回数は決まっている。 だから、できるだけ遜色の無いようにしてあげたいのだ。

おそらく、こんなお稽古場は全国どこを探してもないはずだ。
ある人がこう言っていた。 「サービス」は損得(利益追求の中)で行われるが「おもてなし」はただ、心から相手の事を思っての行動・・・・だと。
そうだとすれば、波島先生はまさに「おもてなし」そのものということになる。
私がたまに先生のいる前でそうした気持の持ち方的なことを第三者に話すことがある。 すると決まって先生は嫌がる。
決して前面に出ようとしない。まして「このようにしてやっている」などということは絶対にあり得ない。
それを知っている私たちスタッフは、ではどのように波島をアピールしたら良いのだろう・・・となる。
それは、ある意味今回の準備を見れば分かる。 パンフレットをデザインしたスタッフ。舞台を創ろうとする明治座のスタッフ。かつらや着付け・顔師に至るまで、陽子先生のためだからと腕まくりをしてくれるのだ。

新舞踊の会できっとここまで温かいパンフレットはないでしょう! 全国の舞踊の会でここまで心の通った舞台はないでしょう(舞台監督の弁)。 今日、司会者との最終打ち合わせを終えたが、「先生は幸せですね・・・」となる。
「これこそお人柄なんでしょうね・・・・」と。
私も心からそれは思う。 だから、とことん手伝ってあげたい。
「素晴らしい舞台だったね・・・・」と言って頂きたい。スタッフみな同じ気持だ。これが波島の人徳なんでしょう。

日を重ねるごとに、興奮と期待の言葉が送られてくる。
「大丈夫ですよ!そう思う心がすなわち一生懸命やろうとする心の現れだから・・・。」
私もスタッフも、どんなことがあろうとこの舞台は成功させたいしさせるつもりだ。従って貴方の失敗はありませんよ・・・と言いたい。
是非思う存分素晴らしい舞台で楽しんで駆け回って欲しい! それぞれに、見事なほど作品が的中していると言っていいが、それはつまり、キャスティングが当たっているのだからそれだけで半分は大成功と言って良いのだ。
出演者はまだそこに気づいていないのかも知れない。 きっとどの会よりも美しく素晴らしい舞台が完成するはずだ。決して心配ご無用ですよ!
素晴らしい思い出の1ページにしてください。

正直、1日1日と日を重ね、一番興奮しているのは私かも知れません。




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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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