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  岩本公水 VS 波島陽子   2人の天才アーティスト

公水 A

私は結構芸能人を見る目があると言われて久しい !  美味しいものを見つけるのも、作るのも何度か挑戦し、この世に出し、それぞれがメジャーになっています。
歌で言えば、今でこそレコード大賞等はすっかり昔の面影を失くしているが昭和50年代以降はその受賞者を毎年10月頃にはよく当てたものだった。
つまり、大晦日を前に今年のレコード大賞はこの歌手だ・・・と友達や知人に断言をしそれが当たったのです!!
心に響くというか、これが歌だ・・・ そう思えた作品にも沢山出会いました。

昭和の終わり頃だっただろうか! 私は一人の女性演歌歌手に出会った。 同郷の村上幸子(敬略)がその人。
上手い! 思わず唸るほどで、仕事が仕事だった関係もありよく一緒に舞台に上がったもです!
んんんんん!!???  舞台に上がるって私は勿論芸能人ではないが当時は自分で仕込んではプロダクションの担当者に勧められて司会をしたということです。

企画制作会社を営んでいたので、小林幸子(敬略)を筆頭に森進一・堀内孝雄・等々全国のディナーショーでよくお願いしましたね!  丁度ものまねタレントの全盛期でした!
一流(一部上場)企業にお客様が多く、その販促での舞台でしたが本当にいろんな歌手にお願いしていたものです。
段々と仕事に馴れてくると、どうしても自分が好きな歌手の仕込みをする。  
当然と言えば当然ですね! 本当に村上幸子の歌のうまさは絶品でした!
しかし、残念なことに彼女は若くして病に倒れ、帰らぬ人となったのです。 
 
それから少しして私も企画会社を辞め上京しました。
確か、丁度そんな頃じゃなかったかと思う。   素晴らしい歌声が心に止まったのは・・・!
それが岩本公水(敬略)だったのです。  なんて上手いんだろう! もともと、誰よりも歌が大好きな私はつい夢中になった。
新しい仕事は全く芸能ごとには関係なかったので好んでテレビを点けるまでには至ってなかったがそれにしても上手かった。
するとどうだろう!  彼女はNHK紅白歌合戦に出場が決まったのです!!
私の勘のするどさには我ながらさすがに驚ろきました!

ところが、これまたびっくり!
悲しいことに大好きな岩本公水までもがいつの間にか体調を崩したのかその後は姿を見ることが出来なくなったのだ。

それは長かった・・・。
それでも私は事あるごとに「いやいや演歌を心で歌えるのは岩本公水だよ!」と言い続けた。
若者は本当に沢山台頭してくるが、心で表現できる彼女の様なアーティストはなかなか登場しない。

そんな頃波島陽子との出会いを得ました。

波島陽子

聞いたら波島は岩本公水と同じ秋田県出身でしたね! 私にすれば凄い縁でした!
波島は日舞の世界では演歌等はとくに新舞踊のジャンルで縁が深いのは周知の通り!

何度も話をさせて頂いた様に波島陽子の踊る様は実に素晴らしい !  
岩本公水に共通するところって何だろう!?  そうも思っていました!
まだ聴いたことのない人は是非意識して岩本公水の歌声を聴いて欲しい!
耳に優しく、それでいて心に響く! もう中堅だが歌謡界の中ではトップクラスだろう。
聴く耳をもっている人間が言うのだから間違いない(笑)

私はときどき生徒に演技指導をする機会があるが、何を称して上手いと言うのかはたったひとつだと訴えている!
よく、心で表現しなさい・・・とか、気持を込めて・・・と説明するのだがなかなか若い人にはその極意が分からない様だ。
いくら気持ちをこめても、相手にそれが伝わらなければ全く意味がないのだ。
プロはそこが違う !   つまり、岩本公水と波島陽子は実に素晴らしいアーティストです。

知っての通り、現在のテレビドラマを見ても残念に思うことが本当にたくさんあります。
制作側に「視聴率」というやっかいなものと闘わなければならないことがあるから、どうしても人気者つまりアイドルを使おうとするのは仕方ないかも知れない。
残念ながらそうした若者が全て演技力があるかと言えばそうではない。
極端な言い方をすれば、着物姿での所作などまるでなっていない。 つまり着物に着られている者が殆どだ。
私の言いたいのは、着付師が着せているのだから着付けは問題ないのだが、要するに着物で動けないということだ。

歌もそうだ。 テクニックで上手い若者なら沢山います。
しかし、聴いてる側にそれが伝わらないのだ。
私は先日本当に久しぶりに岩本公水の舞台を観ました !  その日は多くの演歌歌手が集まっての舞台でしたが、その上手さは群を抜いていますねやはり。  つまりこれがプロだと今更の様に改めて確信を得たのです。
聴く者に伝わるって凄いことだと身ぶるいしながらも改めて興奮が収まらなかった。
勿論もっともっと紅白にも出て欲しいが、それ以前に彼女の歌を聴くべきだろうと思う。
聴いて聴いて納得して欲しい! まるで彼女の回し者のように思われるかも知れないがそうではない。
これをアーティストというのだと言いたいのだ。

もう一人の秋田出身「波島陽子」。
全国に彼女の振付けを待つお師匠さんは多い。 全国の日舞老舗各流派の先生が、波島作品を求める気持が本当によく分かる。 「 陽子先生の作品は本当に美しい・・・!」 と大絶賛なのです!
YouTubeやホームページの映像はほんの1分足らずなのに、そのCM映像に魅かれて注文が届く。
一度使用した人は100%次の作品を求めるリピーターとなる。 本物の証以外ないと思っている。
見る者に伝わるそのストーリー性と美しさ! 彼女の作品に嘘(飾り)は表現されていないのだ。

芸能界にあって、中堅クラスの素晴らしいアーティストがいることは非常に頼もしい限りだ。

心を伝えたらそれで良いはずだけど、この二人に共通している点はそれぞれの「人間性」も手伝ってそれが訴える力になっているのではないだろうか。
よく、カバー曲をアルバムに収める歌い手は多いが、その殆どが無難に上手いのだ。
しかし、最近手にした岩本公水のアルバムは、もう全てが彼女の持ち歌でした。
島倉千代子の歌はあまりにも島倉節が強く、なかなか他の歌手が歌っても、上手いけれどそれまでだ。
岩本公水はすっかり自分の心で表現しているからさすがとしか言い様がない。 みごとだ!

勿論、歌が好き! 勿論、お芝居や踊りが好き! ・・・という原点にこの好きがなければ始まらないが、好きを超えて表現できているところにこの二人の素晴らしさが際立つ。 

つまり、岩本公水は歌を歌うために、波島陽子は踊りを踊るために生まれて来たと言って過言ではないでしょう!
和の心を持った二人がこれから多くの人たちに与える影響は計り知れないでしょう! 
この二人から日本の心に触れ、癒されながら歌を踊りを満喫出来ることでしょう。 

まさに天才アーティストだと断言して憚らないのです。

プロフィール

岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
チーフ・プロデューサー
演出家

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