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 感謝の気持ち 1

いくつか自分勝手ということに触れましたが、こうした人間に欠けているのが「感謝の気持ち」です。これは謙虚さにも相通じるもので人間生活を送る上でとても重要ですから身につけてください。
感謝ってどんな時に湧いてきますか?人それぞれですからきっとその事例は多いでしょうね。これも家庭で学ぶことが本来は一番大切になってきます。
2008年9月13日の封切日に「おくりびと」を見てきました。言葉にならない感動とともに「感謝の心」の美しさは多くの人に見て欲しい思いでいっぱいでした。簡単にあらすじを紹介しましょう。
所属の東京のオーケストラが解散し職を失ったチェロ奏者の大悟(本木雅弘)は演奏活動を諦め、妻の美香(広末涼子)を連れて故郷山形に戻るところから始まります。早速求人広告で見つけたNKエージェントに面接。彼はそこの仕事が遺体を棺に納める納棺の仕事であることを知りませんでした。勿論断ろうとするのですが即決の採用に嫌々働くことになりました。
社長(山崎勉)が執り行う厳かな旅立ちの儀式を何度か目にするうちに、役割の素晴らしさにどんどん惹きこまれてしまいます。いつしか妻の美香が知ることになり、彼女はその仕事を止めて欲しいと訴えますが彼は首を縦にふることはありませんでした。とうとう妻は実家へ帰ってしまいます。
誰もがいつかは迎える死。大悟が序々に心を入れることが出来たのは、仏になった取り巻きの家族の心情や大悟の人(仏)への感謝の気持ちからではなかったでしょうか? 妻は妊娠を知らせに、今度は納棺師を辞めてくれるだろうと帰ってきます。そんなとき、お世話になった銭湯の女将さんが亡くなり彼女は初めて夫が執り行う旅立ちの儀式を目にします。 立て続けに幼い頃大悟を捨てて出て行った父親の死亡が知らされます。父とも思わず恨みごとを言っていた彼でしたが彼は妻とその現場に向かいました。
何も知らない地元の葬儀屋は身寄りのない遺体を簡単に処理しようとしますが、妻美香は「この人は納棺師です」と告げます。一人寂しく逝った父に心をこめた納棺の儀式は人間として大切な感謝の気持ちが溢れ出て涙がこぼれます。
死に直面したときは究極かも知れません。映画が公開されてから納棺師を目指した人がとても多かったようですが見た人なら納得します。美しい納棺の儀式(所作)は大画面ならではでしたがこの映画の中で描かれていたそれぞれのエピソードに感謝の心が沢山伝わって来ました。
人は亡くなってしまってからでは間に合いません。生きている内だからこそ感謝の気持ちを添えながら毎日を過ごして欲しいと願って止みません。(つづく)

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)

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