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 節分に思いを馳せて

恵方巻

特に近年はこの「恵方巻」に出会いますね!

節分は五節句の中には加えられておりませんが、昔から豆まきには多くの思い出があります。

バレンタインのチョコレートにしてもこれら全てある企業が売り上げ向上の策に採り入れたもの
が定着してしまったものです。
まして、恵方巻を食べるときはどこどこの方角に向かい等々の御託が並んでいるのです。
それをさもさもらしく信じ、真似て食する光景も滑稽です。

しかし、健康や安全・幸福になれるというフレーズは信じたくなるのも日本人らしいところ。
その節分がまもなくやって来ます。

日本全国様々な寺院の境内で有名なタレントを動員してまで行う「節分の儀式」

節分1

浅草はもう恒例になっている浅草芸人がこぞって集まるのもこの節分の豆まき行事。

ところで、よく聞かれる「五節句」ですが、知っての通り
① 1月7日
   「人日(じんじつ)の節句」からこの行事が始まります。 分かりやすく言えば「七草の節句」
    がこれです。
    一年の豊作と無病息災を願って
② 3月3日 
   「上巳(じょうし)の節句」
     桃の節句ですね 
③ 5月5日
   「端午の節句」 男の子の誕生と成長を祝い、菖蒲の節句とも言われています。
④ 7月7日
   「七夕(しちせつ)の節句」
   笹の節句とも言われ、短冊に願いをこめて書き記したものを笹につるすと願いが叶う。
⑤ 9月9日
  「重陽(ちょうよう)の節句」 暘と書くのでしょうか!?
   菊の節句 菊の鑑賞を・・・がこれに当たります

確かこれらを「五節句」として日本独特の行事に使われてきていますね。

節分2

それぞれの節句には全て願い事が託されていることが分かります。

「五穀豊穣鬼は外! 福は内」   最近の子供たちは忙しい両親や家の構造上の問題もあって
家の中ではまかないなんて家庭も・・・!

先日タクシーに乗ったらたまたま秋田出身のご年配の運転手さんが思い切りこぼしていました。

秋田には「竿灯(かんとう)」というお祭りと「なまはげ」なる行事があることはご存知かと思います。

「悪い子は居ねえか・・・・」と入って来るなまはげ
ところがなんと、なまはげは家を汚すから来て欲しくない!
子供が怖がるから遠慮したい・・・と言う家族が続出していると言うのです!!

歴史も、文化もあったものじゃないですね。

私は地域振興事業に数十年関わってきて確信を持つ一人なのですが、地域の発展の第一の要素
は「お祭り」なんです。
都会に出た若者や生まれ故郷への帰省者の喜びは「祭り」なんだと言い切れます。

故郷の人たちはこれら伝統や文化をどうにかして守りたいと一生懸命です。
町や村、つまり我が故郷が廃れる要因はそうした故郷愛に欠ける若者が多くなったからに他なりま
せん。
希薄な協力意識、や一体感の欠如が原因で日本全国の伝統がいずれ消え失せてしまいそう。

自分の子供だけは健康ですくすく育って欲しい!
勿論全てではないでしょう。 しかし、祭りは一緒に神輿を担ぐことで力がみなぎってくるのです。

なまはげに、「うちには来ないで欲しい・・・」と言われたら、誰があのお面をかぶるでしょうか!?

健康も幸せも、町全体が、国全体が・・・の一体感あって本当の幸せ感を得ることが出来るのだと
思います。

私は仕込み(準備)側に回るのがもっぱらの役割でしたが、準備するということは並大抵なことでは
ありません。
上手くいって当たり前!! まずければぼろくそに言われるのが主宰者の悲しいところです。

人間て者は悲しいことに、成功するとまるで自分がやったかの表現をしがちです。
極端に言えば「手柄の横取り」と言ったら分かるでしょうか!!

近年で言えば、一昨年の浅草公会堂の舞台ひとつとってもそれがよくわかります。
1年も前から準備して来た波島陽子を見ていてなんと準備の大変なこと。

「私にも手伝わせてください」・・・・!  手伝いではないんですね! 仮にその舞台に出演すると
すれば、それぞれみなさんが主宰者なのです。
そういう感覚で取り組んだら必ず成功します。  なかなかそこまでの気持ちになって頂くのが難しく
叱咤激励しながら「成功の絵」を描いていきます。
成功は決して生半可になど成し得ることは出来ないから手綱を緩めない。 すると煙たがられる!!

やる気のない、つまり自己中心的な人からはとても嫌われます。
つまり、物事を楽に捉えて成功するなどあり得ないからです。

簡単に言えば、自分が主催で何かをやることを考えたら簡単です。
いかに準備が大変か、いかに後片付けが大変かは一目瞭然でしょう。

2年ほど前に波島陽子日本舞踊教室恒例の「三社祭りの会」を開催したときのことでした。
教室はほぼ雷門通りに面しており、生徒さんは祭りを見たり飲んだり食べたりで常に出たり入ったり。
「宮みこし」が来るぞ・・・・と全員が外に飛び出しました!! 

20名もの生徒さんが出て行った後でした。
何と、中国人の生徒さんが一人残って黙々とテーブルの上を片付けているじゃないですか!?

皆さんが戻る頃にはパーティーの始まりのようにテーブルの上はそれは綺麗になっていたのです。
飲みかけの缶、食べかけの物等々が全て片付けられて・・・
日本人より日本人らしいね・・・。 あとで波島と胸を熱くして感謝やら驚きだったことが今でも鮮明に
思い出されます。

やりっぱなしなら誰でもできます。
いくら汚れても良いのです。 あとでしっかり綺麗にすれば良いのだから・・・・!
これは「心の持ち方」以外ないことが分かります。

祭りはみんなで汗を流すから祭りなんですね。  これこそが一体感です。

日本全国には、素晴らしい伝統行事(祭り)がまだまだいっぱいあります。
各地で元気にまだまだ続いているのは、町民の理解と参加意識、つまり一体感があって今なお元気
で活力にあふれているんだと思う。
シャッター通りを嘆き悲しむ前に、まず自らも参加することです。

私は全国各地の観光課等と一緒に計画を練ってつくづく思います。
やる気のある人材が居たら、町は廃れはしません。 それが人間の力強さです。

町の(国)の発展はそうした活力です。
隣は何をする人ぞ・・・・では何も生まれませんね。
そうした中から生まれる絆、感謝の気持ち、そして思いやりが生まれて来てこそ地域興しです。

確かに、五節句は家庭内で行い祈ることの方が多い行事かもも知れません。

先日、白根山の火山の噴火で亡くなった自衛官は一人の女性を守るためにその女性に覆いかぶさり
自衛官が犠牲になったと聞きました。

いざというときこそ人間の本性が現れる。

来る日の恵方巻は是非食べてください。
そして、周りの人の健康を気遣ってみてください。  祈ってみてください。

花咲か爺さんのように、そうした心を持てば良いことがあると絵本を読んだじゃないですか!?
蜘蛛の糸しかり、きっとそうなんだと思います。

今年はひとつ、これら五節句をそうしたつもりで迎えてみてください。

私も改めて実践してみようと思います。



プロフィール

岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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