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 あいさつ 10

事例5 ときめきの出会い
前にも述べましたが私がこの名駅店にいるときに心を寄せた女性と友達になった話をしましたが、まさに挨拶の効果以外になかったと思っています。いくら向かいのお店とは言っても多くの女性従業員の目は厳しく、フラフラと向かいの店に行くわけにもいきません。
彼女は靴屋のバイト(大学生)で午後3時過ぎから殆ど毎日出勤。私の青春時代に思い出の1ページでした。憧れからスタートしますからドキドキとそのときめきはドラマのようです。毎日目の前(地下街反対側の店)で働く姿を見ますが今考えると清い挨拶でした。特別会話を交わす機会も必要性もないわけで、一般に他でもこうした光景は多いでしょうね。
間違いなく友達になれたキッカケは挨拶だったと思います。挨拶は人の心を開きます。最初は向かい同士の店内から軽い会釈だけ。勿論こうした会釈も立派な挨拶です。声は届きませんが礼節はきちんと届いていました。言葉に出す挨拶よりも中身が濃いかもしれませんね。毎日毎日続く会釈ですが携帯電話の無い時代。そう簡単に話すチャンスもありません。今考えると片想いの方が楽しいかも知れませんよ。
でも、午後3時過ぎが待ち遠しかったのはやはり恋していたんだと思います。ときめくということは素晴らしいことで全てが成就したら面白くありません。どきどきしているときが最高です。優しい気持ちの挨拶が続いたわけだから・・・。
事例6 縁側の老夫婦
 私が百貨店に勤めているときでした。まだ新人の頃よく使い走りを頼まれてお買い上げ頂いた洋服の直し(裾上げ等)を近くの武藤さん宅へ頼みに行っていたことがありました。現在は勿論全て店内で処理していますが当時は縫製は外注でした。
当時武藤さんは65歳くらいのご夫婦だったと思います。縁側で直しの依頼と確認をしますがまるで自分の祖父や祖母のようでした。武藤さんの縁側は私の息抜きの場でもありました。
先輩もその前の先輩もみなこの武藤さんの縁側にお世話になったそうです。私はまるで家に帰ったように可愛がっていただいた思い出でいぱいです。ここで実際に経験したことが私の将来に大きく影響を与えることになりました。先輩より、またその先輩よりも私が一番元気だったそうです。誰よりも明るかったそうです。そして一番挨拶が素晴らしかったそうです。(つづく)

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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