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 令和の小野小町

学ぶ-1

湯沢湯乃華芸妓物語の中で、私は湯乃華芸妓の主宰者を「いい女製造機」と記載しました。 これは私が言ったのではなく、芸妓衆の暗黙の想いのようです。

波島陽子を通して湯沢は「小野小町」の故郷であることを知っていました。 楊貴妃もクレオパトラもよその国の女性たちなので「ああ!そうか・・・」くらいでしたが、波島の故郷が小野小町の・・・と聞いて何か余計思い入れが強くなったのかも知れません。

ふるさと(湯沢)を想う波島に絆されて令和と同時に湯沢湯乃華芸妓の主宰者に会いに行きました。「決断」の速さには裏付けがあったんですね。人を動かすのは「人だ!」・・・の典型的な見本のような出来事が次から次へと起きる現実に何故か令和が輝いて見えました。

湯沢出身の波島陽子はご紹介させて頂いたように東京浅草で34年もの間夢を追い続けて頑張って来ました。まさに芸一筋ですね!!

本物(日本の心)を追求し続けた結果、現在の波島陽子日本舞踊教室は日本舞踊教室のランキングでしっかり1位をキープし続けています。

あまりにも偶然でしたが、実は昨日の夕方九州のとある中学校の生徒(2年生)から会社に1本の電話が鳴りました。
「私は佐賀県の***中学校の**と言います・・・」 子供たちとの交流は多いのでその女子生徒の純粋さは心を洗われるほどでした。
「学校の自由研究で日本舞踊のことで調べているのですが3つばかり質問いいですか!?」
ネットで調べたら波島教室が良いだろうと電話したようです。その質問は「1.何歳くらの生徒さんが通っているのか?」「2.外国の人も習いに来ているのか?」「3.これからどうやって生徒を増やそうとしているのか・・・・?」の3つでした。

何気ないようで大切な質問でしたね!! 問題は3つ目のこれからどうやって生徒を増やすか・・・です。
正直、ドキッとした質問でした。 勿論本人にその気はないのでしょうが、私は改めて説明することで整理が着きました。

おそらく、一般の人が聞いたら、或いは商売をやっている人が聞いたら答えはみなさん一緒だと思います。
今、日本の文化は恐ろしいことに上辺だけのものになりつつあります。商売は利益の追求が成されなければ成り立たないからです。従って大切な伝統文化でさえひとつ、またひとつと消えて行ってしまいます。
京都の例に見るように、例えば伝統品の機織りの職人さんが居ない。また、あの素晴らしい住宅等々今や中国人に買い漁られている話は京都だけではありませんね。

このまま行ったら日本が無くなってしまいます。
昨日の質問はまさにそれで、波島は「日本の心を日本舞踊を通して一人でも多くの若者に伝えたい・・・と頑張っているんですよ!だからとても商売にはなりません」。すると「へえ~・・・・! そうなんですか!?」の返答。

教室には80余名の若い生徒さんでいっぱいです。 波島はその他、写真のように多くの若者たち(学生)にも指導を施しています。

団体


昭和が遠くなったというより、日本が消えて行くと言った方が分かりやすいんですよ。

この灯を消すまい・・・と頑張っているのが波島であり、湯沢市に居た阿部一人師匠です。

阿部師匠の心根がそのまま踊子の表現につながるって凄いことですね。
長く綴った「湯沢湯乃華芸妓物語」を紹介させて頂いたのはそこだったんです。 湯乃華芸妓の舞は半端ではありません。

ここにも伝統の灯を消すまいと頑張っている人がいたんです。
湯沢で有名な絵灯ろうの作品をみても、その素晴らしさを訴える波島に同感です。
遺すのではなく、これから更に伝え続けていきたい素晴らしい伝統芸であり伝統芸能です。

世の中には、金にならない方が大切だってものの方が多いかもしれません。
そこに人情があるのだから鬼に金棒でしょう。

絵ー6

私もたくさんの絵灯ろうを見せて頂きました。 どれを観ても実に美しい。 小野小町に全て繋がっています。

来年は、その湯沢湯乃華芸妓さんも創設5周年。 浅草で頑張っている波島陽子は芸能生活35周年。
ふるさとを愛するこの二人が、来年湯沢文化会館で晴れの合同公演を開催することになったのはもう必然なんでしょうね。

人は人で動く。 その集大成が来年の舞台なんですね。
私も沢山の舞台を観て来ました。 今度のこの舞台はどんなにか素晴らしい舞台になるだろうと今から楽しみで仕方ありません。

小野小町の故郷らしい美しく華やかな舞台。 温かい心が飛び交うプログラムでしょう。

日本の心を伝える2人の師匠。 まさにふるさとの伝道師です。




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岡部俊雄

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