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 志こそあなたの人生 5 「不安定な志」

高校球児の話をしているところに飛び込んできたニュース! 09年秋のプロ野球ドラフト会議で堂々入団が決まった若者(高校生)の話だ。明日入団発表という晴れの舞台を前に発覚した不祥事事件。
話は、まだ未成年(現役高校生)でありながら、喫煙と飲酒をしたという理由がそれだ。
昔は良くて今が悪いとかではなく、昭和の豪傑の話は五万とある。昔の高校生くらいだと少しだけ大人扱いされていたところがあったのだろうか? 当時だって、未成年には変わりないわけだから当然喫煙や飲酒は禁じられていた。
時代が変わったと言った方が正しいのかも知れない。前にも高校生の喫煙の話をしましたが、歩きたばこの学生に、私がその二人を問い止めて喫煙を注意したことがあった。二人の高校生は私が先生(先公!)か警察(ポリ公!)かと言うのだ。また、早朝に会社の前を清掃中、前方から自転車の女子高生がたばこをふかしながら途中で吸い終わったのか事もなげにポイと捨てた事。こんなことは日常茶飯事ですよ先生と言いたい。
しかし、あえてこいつ等と言っておこう。この若者たちには、その姿から決して伝わってこないものがあるなだ。それが、共通して言える「志」である。若者には、是非もって欲しい目標や夢。なんでも良い!自分に適した何か大きな夢に向かう心。そして、それを夢とし、志として掲げて欲しいのだ。
勿論、若者には大きな志を持って力強く歩いている者を見かけることもある。しかし、今回の球児には悲しいことがある。目指しているものが、多くの人々に夢を与えられるようなプロの選手ではなかったのか?
だとすれば、心の持ち方が全くなっていない。健康を誰よりも大切にしなければならない野球という職業。少しくらい野球が上手いからと図に乗っていると言われても仕方あるまい。多くのフアンを持つ世界のイチローでさえ、用具の手入れから身体のケアと相当な事故管理をしている。
心を入れ替えて、今度は一生懸命やりますと謝罪する場面が時々見られますが、別に報道陣が相手の首を取ったかの如く報道する必要もない。本人が一番知っているのだから。同じ高校生でも、プロゴルファーの石川遼君と比べたら、心の持ち方に天と地ほどの開きがある。周りの、先生であったり、監督であったり、勿論両親であったり、それぞれの周りの指導者が、これは光る原石だと推すのであれば尚のこと指導をキチンとやるべきではないのかと思う。
北海道大学の前身、札幌農学校の開校に参画し、札幌を離任するに当たってW・S・クラーク博士が「ボーイズ・ビー・アンビシャス(少年よ大志を抱け)」と叫んだのはあまりにも有名な話です。
我々もそうですが、そうした指導者も改めて「原点」について考えるべきでしょうね。(つづく)

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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岡部俊雄

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