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 絆・・・兄弟

兄弟というと異母ではあるが源頼朝・義経兄弟が真っ先に浮かんでくる。
忠臣蔵と並んで日本独特の判官びいきとなって語り継がれて来たのはあまりにも有名。歴史に詳しい人であれば吾妻鏡を紐解いてきっと多くを学んだでしょうが一般に語られている範囲内で解釈しただけでもその人なりの心の持ち方や感じ方を学べることが多いように思う。
あまりにも美化されすぎて果てはジンギスハーンになったとまでされている義経。ということは平泉では亡くなっていないことになるが実際は31歳で平泉にて自害したのが本当のようだ。
時代が変わって平成の世で思うのは家族兄弟を通じての「絆」についてだ。時代や環境は違えど今から約840年も前の義経兄弟からして人を信じることの難しさを教えてくれる。
複雑な家庭環境も兄弟にとおては大きな影響を受けることは当然で親の影響も決して見逃せない。
「三本の矢」はそうした中でも子供に対する親の教えがよく現れている。これは毛利元就が三人の息子たちを集めて諭した有名な話だ。元就は一本の矢を取り出してこう言った。「一本の矢を折ろうとすれば、容赦なく折れてしまう」と。そして今度は、三本の矢を束ねてこう言った。「しかし、三本の矢を束ねると、折ろうとしても容易に折ることは出来ない」と。「もしお前たち兄弟が、協力することをしなかったならば、毛利家は倒れるであろう。しかし、この矢のように兄弟三人が力を合わせれば、毛利家が倒れることはないであろう」と。
これは余りにも有名な元就の言葉であるが親子の情愛(親子関係)、兄弟や師弟等々みな同じことが言える。つまり心がしっかりしていることでそれが愛情となり絆に変わるのが。
そこに人の噂が入り込んで惑わされ、金が絡んで欲となり兄弟の絆が失われる。義経の伝記の中に衣川の戦いでの武蔵坊弁慶の立ち往生は今でも語り継がれているが良い主従関係の典型的な例でしょう。
「矢おもてに立つ」という言葉はここから出て来たのではと今でも思っている。例え死すとも主人を守る。なかなか出来ることではない。日本が戦時中特別攻撃隊(神風特攻隊)として相手の戦艦に体当たりして死んでいった若者の愛国心?とは少し違うような気がする。
思いやる心(愛情)は親子だからこそ、兄弟だからこその絆であってそれを師に対し上司に対しそうした心を持てるとすればこれほど素晴らしいことはないのだ。
この世に生れ人生の大半を憎しみで過ごしたりの兄弟も少なくない。そうかと思えばなんて素晴らしい兄弟なんだろうと感動すら覚える兄弟(姉弟)も見ている。おそらく子供の頃に親から受けた愛情なんでしょう。どちらかが正当化されどちらかが悪者にされている。そうではないと思う。
ユーラシア大陸から日本という地形を神に与えられた1600万年前から日本は絆を大切にできる素晴らしい環境を与えられて来たんだと確信しているから日本人は大丈夫なんだ。

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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岡部俊雄

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