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 感動の幕開け

第1セット18-25で失い、やっぱりメダルは遠いんだと思わせた。「世界バレー3位決定戦!」さすが米国は世界ランク2位だのスタート。世界の身長には20cmも差があるニッポン!
ところが2セット目、なんと25-23で奪った。新星江畑の調子が思わしくなく監督は江畑に替えて石田瑞穂を投入! 前のブラジル戦ではあまり力を発揮していなかっただけに何故江畑を交代させるんだろうと不安が過ぎる。ところがところが石田はサーブにアタックに大暴れ!
3セット目を21-25で失ったが奇跡が起きる予感がふつふつと沸いてきた。なんと4セット目は失うもののない強みとでも言おうか拾って拾って面白いように繋いだのだ。渾身の力を振り絞ってということばがあるが地元開催の利も手伝って応援席のヴォルテージは上がるばかり。とうとう25-19でフルセットにまで持ち込んだのだ。しかしどこかブラジル戦のように「やっぱり!」といった不安が無かったわけではない。
選手は一生懸命で本当はいけないんだけど、毎週日曜日の夜9時は私にとって特別な番組が待っていた。韓国ドラマ「イ・サン」だ。5セット目が始まったのが丁度その9時!ガ~ン(>_<)
どうしても「イ・サン」を見ない訳にいかないほどのフアン。録画と言う手もあるが全てリアルタイムで見たい。10分ほどしてバレーにチャンネルを回した。なんと日本がリードしているではないか!もうイ・サンとバレーの両方が気になって仕方がない。またバレーにチャンネルを合わせる。嬉しいことに5セット目は15点でゲームセットだ。
素晴らしいトスが上がるとサオリン(木村)は迷わず打った。木村のスパイクが、相手のブロックをはじいてコート外に転がった。この瞬間、日本の32年ぶりのメダル獲得が決まったのだ。木村が涙しながら竹下に抱きつく。「仲間のつないでくれたボールだから、思いを込めて打ちました。」ただ打つだけでなく高さのあるブロックを考え強打せずブロックアウトを狙ったというからこの冷静さには脱帽とともに拍手喝采だ。
いつの間にか中堅クラスになった24歳はまぎれもないニッポンのエースだ。弾ける笑顔は22歳になったばかりの江畑幸子を筆頭に井野亜希子、迫田さおり等とロンドンに向けメダル獲得候補の火の鳥ニッポンの躍進の原動力はともに笑顔が弾けた。なにかとっても将来に楽しみな印象を残したこの大会に共に乾杯だった。
今回のチームを引っ張る全日本女子の監督は自ら手を挙げて就任した真鍋監督。あれっと思った人もいたでしょうが今回のチームには馴染みの顔があった。山口愛つまりあの大友(旧姓)愛だ。
本当にチームを熟知し信頼し信念を持った采配も見逃せなかったのだ。世界ランク1位のブラジル戦をフルセットに持ち込んだ火の鳥ニッポンは本物だ。
ロンドンオリンピック!大舞台が待っているが私には心からエールを送りロンドンまで頑張って欲しい選手がいる。今回も山口や木村、江畑等がここまで活躍出来たのもしっかりとしたトスを上げ続けた竹下佳江選手と世界一小さなリベロ佐野優子がいたことを忘れてはいけないのだ。
竹下は32歳、佐野は31歳、ロンドンオリンピックは再来年だ。ここまで世界大会を経験した素晴らしいセッターやリベロが彼女等に代わってロンドンに登場するだろうか?井野(24)浜口(25)中道(25)がどこまで成長するかは未知だがまだまだ竹下や佐野の力は重要だ。本番までにその辺を気にしながら応援し続けたい。

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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