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 何もしない日

「何もしたくない!」
人によってそれぞれ違うと思うが平均して日本人は勤勉と称される枠の中に入っているようだ。何をしなければならないかの探究心や冒険心も重なって戦後の日本は強くなって行ったんだと思う。
家を守る母がいて威厳を持った父親がいた。そのまた父(祖父)はより厳しく口数は少ない日本男児の典型がそこにあった。
子供たちは手をつないで歩く両親を見たことがないといった時代だろう。しかし、子どもたちはそんな中で本当に伸び伸びと育っていったのだ。夜になれば電気の点いているのは一般家庭だけ。スーパーも無ければ勿論コンビニもない。
従って子供も大人たちも会話には味があったであろうと思う。人の心の痛みを知り、子どもの節句は家族親戚で賑やかに祝い祈った。本当に屋根より高い鯉のぼりだから情緒もあった。女の子の節句には甘酒が出て家の中には七段飾りや十段飾りといった雛人形も見ることができた。
現在正月やお盆になると昔懐かしい料理がデパートに並ぶ。見ると昔のそれとまったく同じでその殆どの味をおふくろの味として知っている。台所に行けば各鍋の中にいろんな料理でいっぱいだった。
生活様式や環境がここまで変わってしまったのかと思うほど現在は家庭料理でそれを味わうことが出来ない。
先日有名タレントの母子が今年のおせちはどうしましたかと聞かれ30万円で買い揃えましたと言っていた。そうか、私は正月には50万円ちかくの料理を食べていたんだ!凄いな~!そう思った(笑)
要するに心が温かくなる要素は周りにいっぱいあったのだ。それでも当時の父親は働き蜂が多かったのだろう。
今はリストラであったり就職すら出来なかったりと悲しい淋しい現実にかき回され心の余裕すらどこかに消え去ってしまっているようだ。
仮に仕事で忙しい環境の中に身を置けたとしても何かそこに余裕みたいなものは感じられない。それが現状なのだろうか?
私は仕事は自分で作るものだと考え今まで過ごしてきた。会社を設立しアイデアで楽しむことから生計も立ててきた。だからどこかに勤めることの苦労(職探し)は殆ど知らない。生涯現役でいたいとすることでやることが見える。好奇心や興味を持てる性格でもの知りにもなれ、多くのことに対応できることが生涯現役の道を開いてくれたのだと思う。時代がどんなに変わっても人の心はみな大切だ。思いやりや労わりを持てなくなったらおしまいなのだ。
どうして良いか分からなくなったら思いきって「何もしない日」を設け、ボ~ッとするのも大事だと思う。
難しく考えず自分の道をゆっくり歩こうではないか!

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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岡部俊雄

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