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 台東区国際理解重点教育中学生海外派遣

今年で4年連続でお手伝いさせて頂いている中学生たちへの日本舞踊の指導。
波島陽子先生は例年になく難しい作品を選びました。「祇園小唄」という楽曲がそれです。

なんとこれを5時間で指導(完成)するというから考えられない作業です。
群舞は人数によって振付や演出は大きく異なります。ましてまったく日本舞踊の基礎のない子供たちに教える訳ですからお稽古初日を迎える前は心配や不安でいっぱいです。

7月から始めて5時間でなんとか格好はついたようですが、日舞に心得のない学生に教える訳ですから至難な業と言っていいでしょうね!

1週間の訪問を終え9月になるとその報告会に招かれます。
毎年ここで生徒たちからこんな感想を耳にします。
「私たちは最初はどうなることかと思いながらお稽古をして来ましたが、回数を重ねデンマークでご披露する毎に上手に踊れるようになりました」と。
日舞のイロハも分からず、まだまだイの字までもたどり着いていなくても彼らたちは彼らなりに達成感を覚えたからの発言なのでしょう。

確かに、本当に一生懸命練習に立ち向かった素直な生徒たちばかりです。
私はいつもここで「大人の責任」について考えさせられて来ました。

今年は特に「いじめ問題」が多く取り沙汰されて来ましたが、この子たちには無縁の問題のようです。
さすが、親善大使に選ばれるだけあって素直な生徒が殆どです。

毎年、選ばれた海外派遣団(中学生)に大切な話を聞かせてあげてきました。

今年はとくに次の内容について話をさせてもらったのです。

らしさ

それは、私がずっと若者に語り続けてきた話です。

① らしさ  ② 気働き  ③ 感謝の気持ち

「らしさ」とはまさに中学生らしさ! 男らしさ! 女性らしさ!  若者らしさ! 日本人らしさ! 自分らしさ等々

「気働き(きばたらき)」、つまり気を働かすこと。 誰かがやってくれるだろう・・・ではなく、自分が何をしなければならないのかを自覚し率先して行動する。自分がなにをしたら良いかが分かれば自ずと自分の役割が分かる等々。
そして「感謝の気持ち」です。口でいう感謝ほど実践されないものはありません。「ありがとう!感謝の気持ちは惜しみなく」という心根の問題ですね。ここでも人としての優しさや素直さがなければ「感謝」の気持など持てようはずもありません。
「挨拶は相手(ひと)の心を開く鍵」と言われるように、ありがとうの言える生活。「おはよう!」が言える1日のスタート。

挨拶には様々な挨拶があります。
究極な挨拶とは、大げさに言えば「キス」が最高の挨拶と言って良いでしょう!恋人同士が、夫婦が、親が可愛い我が子に等々、これこそ最高の人間関係があって出来るものです。現在オリンピック開催中ですが、一生懸命演技競技した選手(もの)が、終わってコーチと抱き合いますね!これぞ信頼関係が生む最高の挨拶です。
ご存知のようにこうした行動は観ている人を感動までさせてしまいます。

上の写真は、習った日舞(祇園小唄)のお稽古の一シーンですが、女性の美しさが中学生なりに出ていませんか?

本当は、もっともっと話してあげたかったのですが、生徒たちのスケジュールの関係でここまででした。
この海外派遣だけに限らず、そうしたものの考え方等を身につけてくれたらな~の精一杯の贈る言葉だったのです。

こうした内容は彼らたちがこれからの人生を歩んで行く中でおそらく一番大切な事柄としてしょっちゅう体験しながら歩くことになると思う。
老婆心ながら、本当に老婆心ながら良い経験を積み重ね良き人生を送ってもらいたいと思うただその想いでいっぱいでした。楽しく有意義な旅を!

プロフィール

岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
チーフ・プロデューサー
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